ブラジル


小さい時に、ブラジルに住んでました。ブラジルは南米では珍しく、スペイン語ではなくポルトガル語を公用語にしている国です。国土も広く世界で5番目、日本の22.5倍あります。

南半球なので、北が暑く、南が涼しい地域になります。人種も多様で、色んなケースの混血の人がいます。日系人が世界一多い国でもあります。都市毎に、まるで別の国の様に感じられます。例えば観光地として有名な北部のサルバドールは、白い建物が多く、住民の殆どはアフリカ系の方で占められています。一方で南部のジョインヴィレやブルメナウは、住民の殆どがドイツ移民の子孫で、建物も基本的に壁に木を打ちつけた様なドイツ様式のものが殆どです。カシアス•ド•スールはイタリア人の街、モジ•ダス•クルーゼスには日系人の方が多く住んでいます。

一般的に裕福な人は低地に、貧しい人は丘陵地などに住んでいます。日本の山の手のイメージとは真逆です。

ポルトガルのポルトガル語とブラジルのポルトガル語は、発音などが違うだけではありません。ブラジルのポルトガル語の方が圧倒的に単語が多いのです。これには理由があって、アマゾンなどに昔から住んでいた原住民インディオ語源のものが多いのです。例えばスーパーフードとして有名なアサイーは、インディオ語源のブラジル特有の単語です。

敬虔なカトリック教徒が多く、表向きのイメージと違って、離婚に対して厳しいルールがあります。1年間の法定別居、若しくは2年間の事実的な別居を経る事が必要です。

名前にも特徴があります。ミドルネームがとにかく長いです。昔、ソクラテスという有名なサッカー選手がいました。彼のフルネームは、ソクラテス•ブラジレイロ•サンパイオ•デ•ソウザ•ヴィエイラ•デ•オリヴェイラでした。

いかがだったでしょうか?またよろしくお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です